プラシーボ効果の実験例・意味【思い込みの力は凄まじかった!】

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『プラシーボ効果』という言葉を知っていますか?

本来は、薬効がないのにも関わらず薬効を表す偽薬のことをさしていましたが、今日では恋愛やビジネスシーンなどでも広く使われるようになりました。

偽薬!?と思われるかもしれませんが、乳糖や生理食塩水など無害なものを、例えば痛みによく効く○○薬と称して投与します。

そして「これは効きますよ!」と太鼓判を押します。

すると、多くの人に痛みが軽減するといった鎮痛効果が現れる、というような効果をプラシーボ効果といいます。

なんだ、単なる思い込みかと思った方もいらっしゃると思いますが、その通りです。

暗示によって効果を出す、それがプラシーボ効果です。

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思い込みの実験例を紹介!プラシーボ効果の意味とは?

思い込みによるプラシーボ効果がよくわかる、こんな実験例があります。

ニューヨークにあるコロンビア大学医学部のハーバート・スピーゲルが行った実験の有名なエピソードです。

彼はアメリカ陸軍に所属する一人の伍長を呼び、催眠状態にすると「これから額に熱いアイロンを当てる」と宣言しました。

そして、伍長の額に鉛筆の先で触れたのです。

すると伍長は、鉛筆の先端が触れた瞬間に「熱い!」と叫びました。

もちろん、鉛筆の先端が熱いわけはありませんから、なんの意味もないことのように思えます。

それでも、伍長の額は本当にアイロンを当てたかのように火ぶくれて火傷をしてしまい、数日間治らなかったといいます。

この実験は、伍長にとっては気の毒なことにこの実験は五回も繰り返され、そのうちの四回、伍長はアイロンだと思い込んだ鉛筆のせいで火傷をする羽目になりました。

思い込みの強さで肉体的な影響もある、ということを証明したことに、この実験の大きな意味の一つがあります。

思い込みを捨てさせることで実験結果に差が出た意味とは?

しかし、五回目の実験で伍長は火傷をせずに済んでいます。

それはなぜでしょうか?

五回目の実験では伍長の上官が同席し、実験そのものを疑わせるような様々な発言をしてもらいました。

上官に実験を疑わせるような発言をしてもらうことで、伍長に火傷などしないという思い込みをさせたわけです。

そして、伍長が疑問を持ったことで気持ちが揺れるという状況を作り出したうえで行われた実験では、伍長の額に火傷が現れませんでした。

計五回の実験の中で、四回は思い込みによって熱さを感じ火傷までしていたというのに、思い込みが薄れてある意味冷静な状況になることで、まったく違った結果が出たということにも大きな意味があります。

それは「思い込みによって結果が変わる」ということを、プラシーボ効果が実際にあるということを実験によって証明したのです。

さらに「どんな思い込みをするかで結果が変わる」ということが分かったことにも大きな意味があります。

このようなプラシーボ効果を示す論文や実験例はたくさんあります。

では、日常生活にプラシーボ効果を使うことはできるのでしょうか?

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仕事に恋愛に!プラシーボ効果を使って毎日にポジティブな力を!

仕事も恋愛もうまくいかない、自分はどうせダメだ。

そんなふうに思ってしまうことはありませんか?

どんなに前向きな人でも、フッとそうした瞬間が訪れることがあるものです。

でもそれは、とても人間的で健全なことともいえます。

そんなふうに落ち込むこともあるからこそ、ではどうしたら良いのかを考えたり、自戒することができるからです。

しかし、いつもそんなふうにうまく気持ちを切り替えていけるかというと、そうでもないのが現状です。

鋼のメンタルを持っているか、よほど図々しいかでなければ乗り切れない局面もあります。

そんなとき、プラシーボ効果は大きな意味を発揮します。

例えば仕事なら、ビジネスマナーの本を読んでみる、例えば恋愛なら、心を寄せる相手の好きな本を読んでみましょう。

そして、仕事であれば○○なビジネスシーンに出くわしてもこう対処できる、恋愛であれば趣味を通じて気持ちを共感できる、といったポジティブなイメージを持つことでプラシーボ効果が表れてくるでしょう。

本を読んだからプラシーボ効果が出るのではなく、あくまで自分の背中を押してくれるものに触れて、前向きなイメージを大きくしていくということに意味があります。

日々の生活に、上手にプラシーボ効果を取り入れて、ストレスフルな現代をより快適に乗り切っていきましょう!
 
 
✳︎人間関係や恋愛に役立つ「パーソナルスペース」については、こちらの記事
 
 

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