夏野菜の栄養【保育園の子ども達への食育について考えよう!】

Vegetables

最近よく耳にする「食育」ってなにか知っていますか?

食べることは生きていくうえで欠かせないもの。

その「食」について正しい知識を持ち、健全な食生活を実践するための教育が「食育」です。

幼少期の食生活の充実は、とても重要とされています。

近年その食育に力を入れて取り組んでいる保育園も増えています。

子どもが大人になっていくまでにどんな食事の仕方をしたらいいのかを教えていくことが基本です。

そのためには、まず「食事は楽しい!」ということを教えていく必要があります。

さて、まさに今が旬な夏野菜。

今回は、そんな今が旬な夏野菜の栄養について取り上げたいと思います。

見た目が鮮やかで栄養価も高い夏野菜を利用して、どのように子どもたちへアプローチしていくかを考えるヒントになればと思います。

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夏野菜の栄養と特徴

夏野菜といえば、まず何を思い浮かべますか?

トマト、ナス、ピーマン、トウモロコシ、カボチャ、キュウリ、ゴーヤなど、色の濃い野菜たちばかりです。

それぞれの栄養と特徴をご紹介します。

トマト

トマトはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、カリウムなどのミネラルも多く含み、栄養豊富です。

リコピンはトマトで有名だと思いますが、抗酸化作用があり生活習慣病の予防や動脈硬化に効果があるとされています。

それだけでなく、リコピンには活性酸素を除去してくれる作用があります。

活性酸素は体内で長期的に蓄積すると発がんの一因にもなります。

特に夏場は紫外線や暑さのストレスにより活性酸素のダメージを受けやすくなります。

だからこそ、夏に旬なトマトが最適なんです!

トマトは表面がツルツルとしたハリのあるものを選びましょう。

また、ミニトマトのほうが栄養価が高いって知っていましたか?

最近ではスーパーでも様々な種類のトマトが手に入ります。

色や大きさが異なるものを食べ比べてみると楽しいですよ。

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ナス

ナスはカルシウム、鉄、ビタミン、食物繊維が含まれています。

種類も豊富で「長ナス」「丸ナス」「水ナス」のように日本にあるだけでも約180種類。

また、ナスの紫色を生み出すナスニンという成分は、がん予防の効果や疲れ目の解消になるとされています。

ナスニンはポリフェノールの一種なのでトマトと同じく抗酸化作用があり、美肌効果もあるんです。

それだけでなく、ナスは体を冷やす効果もあるので、のぼせを予防してくれます。

暑い夏を乗り越えるのにちょうどいいです。妊婦さんは冷えに注意です。

紫色の野菜ってあまりありませんが、この紫にはさまざまな栄養が含まれているとわかれば見方もなんだか変わってきますよね!

ピーマン

ピーマンもナス同様に夏バテ防止の効果があります。

ビタミンAとビタミンCが多く含まれており、それらが細胞の働きを促してくれるため食欲が落ちるのも防ぎます。

ピーマンといえば緑色で苦味もあります。

そのため子どもに嫌われがちですが、色によって味も栄養も変化するのです!

緑ピーマンは熟すると赤ピーマンになります。

赤ピーマンは緑よりも糖度が高く苦味が少ないので食べやすく、さらにビタミンも2倍になります。

最近では苦味の少ない品種のピーマンも出ています。

「ピー太郎」は苦味成分が少なく、辛味成分も全く含みません。

見た目も鮮やかで、苦味も少なく栄養もいっぱいあることを伝えれば、ピーマン嫌いを克服するいいチャンスになるかもしれません。

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トウモロコシ

トウモロコシもビタミン類・ミネラル類・食物繊維を多く含んでいます。

また、鉄分も多く含んでおり貧血予防にもなります。

鉄分を多く含んだ食材といえば、レバーやほうれん草などのイメージがありますが、トウモロコシにも豊富なんて意外ですよね。

甘いので、茹でて一口サイズに切るだけでちょっとしたおやつになります。

子どもたちはみんな好きですよね!

カボチャ

カボチャも甘い野菜なので好きな子どもは多いのではないでしょうか?

カボチャの黄色の正体はβカロチンと呼ばれるもので、体内でビタミンAに変化します。

βカロチンは免疫力を高めるので、夏の暑さでバテた体を守ってくれます。

カボチャに含まれるβカロチンの量は圧倒的では、なんとピーマンの10倍、トマトの8倍にも。

ビタミンEの含有量も野菜類でトップクラス。貧血・冷え性の改善に効果があります。

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子どもの食育のポイント

  • 無理強いしない
  • 絵本や紙芝居にする
  • 一緒に料理をする

無理強いしない

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「食べたくないものは食べたくない!」

そうやって頑なに食べようとしない子どもに無理に食べさせようとしても無駄です。

そこで叱ったり、無理矢理食べさせたりしても、子どもにとってはご飯の時間が苦痛でたまりません。

あなたが子どもの時もそんな経験ありませんでしたか?

私は両親も好き嫌いには厳しかったですが、特に祖母が厳しかったので、夏休みなどに祖母の家に泊まりに行くのがとても嫌でした。

絵本や紙芝居にする

口で食べることの大切さや栄養について話しても、なかなか伝わらない時は絵本などにして見せるとわかりやすいですよね。

なぜご飯を食べなければいけないのか、食べるとどうなるのかがわかれば、少しは変わってくるかもしれません。

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一緒に料理する

早すぎると思うかもしれませんが、2、3歳くらいから一緒に料理をすることができます。

包丁の持ち方も幼いうちから教えていれば、抵抗なく自然と料理ができるようになります。

私も母と幼い頃から一緒に料理をしていたおかげで料理が好きになりました。

実際に料理することで、調理される前の野菜を見たり、触れたりすることができます。

夏野菜は特に色が鮮やかなものが多いので子どもたちも喜びます。

五感を刺激して徐々に食への関心につながっていくといいですね。

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最後に

夏に美味しい食材は、夏に嬉しい効果が多いですよね。

体を冷やす作用から夏バテ防止まで。自然って不思議です。

逆に冬に美味しい食材は、体を温めてくれる効果があります。

気候や季節により、体に必要な栄養素が摂取できるようになっているんですね。

今回は夏野菜の栄養に焦点を当てましたが、夏野菜に限らず日頃から上記のポイントを参考に伝えてみてください。

子どもの機嫌を損ねないようにするのも大変ですが、まずは「食事を楽しむ!」ことが基本です。

大人が美味しそうに食べれば、子どもも「食べてみようかな?」と思うはず。

絵本や紙芝居といった、ちょっと違う視点から伝えてみたり、調理方法を変えて工夫したりしてみてください。

子どもの好奇心をうまく利用しながら、健康で楽しい食育ができるといいですね!

※人気ページ「赤ちゃんのおひなまき」については、こちらのページ

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