困難の対義語は簡単じゃないの?それとも容易?

「入手困難」。

こんな言葉で形容される商品は、特にその商品の分野が大好きな方にとってはぜひ拝見してみたい魅力があるでしょう。

しかし、中には入手が簡単な商品を日々上手に活用することで好きな分野を要領よく進んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

ところで、上記で「入手困難」の反対の表現として「入手が簡単」という表現を使用しましたが、「困難」の対義語は「簡単」でいいのか?という疑問もわいてきます。

世には「容易」という言葉もあり、「入手が容易」でも「入手困難」の反対の表現ができますね。

今回はこの「困難」という言葉の対義語について、「簡単」であっているのか、「容易」の方が適当なのかという辺りを調べていきたいと思います。

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まずは基本から。「困難」の意味

まずは「困難」の基本的な意味について確認していきましょう。

デジタル大辞泉で調べたところ、

1.物事を行うのが難しいこと、そのさま。

2.悩み苦しみ苦労すること。

と出ました。

また、1.の類語として「難儀」が挙げられていました。

最初の段落で記述した「入手困難」は1.のケースにあたるでしょう。

デジタル大辞泉では用例として「困難に立ち向かう」とありましたが、入手困難なものでも手にはいるよう努力する、というのはまさに「困難に立ち向かう」という表現があっているかもしれません。

2.のケースでは用例として「道の上はぬかるみで困難でした」という文章が挙げられていました。

形動詞として困った様子を表しているのですね。

いずれの意味もあまりいい意味ではないような印象を受けるのですが、「困難を乗り越える」というのはたくさんのケースで乗り越えた方の評価や自己肯定感を高めることになり、それなりに価値があるものという感想も私は抱いてしまいます。

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「困難」の対義語は?簡単?容易?

では次に、対義語と思しき言葉について調べていきましょう。

まずは「簡単」から。

こちらも調べてみると「簡短」という書き方もみられ、

1.物事が単純でおおざっぱなこと、さま。

2.時間や手間がかからないこと、さま。

とのこと。

「入手困難」の反対の表現としての「簡単」はどうやら2.の意味ととれます。

この点を考えると、一見「困難」の対義語は「簡単」に思えます。

一方「容易」を調べてみると、

・たやすい、やさしいこと。

と出ます。

こちらの言葉の意味でも「困難」の対義語と思えますね。

そこで実際に「『困難』の対義語」を調べてみたところ、「容易」が表記されていました。

私個人としては「入手困難」の場合の「困難」の対義語として詳しく表現できるのは「簡単」に思えたのですが、よくよく考えてみたら「詳しく表現できる」とは意味が狭まってしまうことも考えられそうです。

「困難」は端的に表せば「難しい、厳しい」、「容易」は端的に表して「易しい」になり、まさにたくさんのケースをひっくるめた対義語と言えそう。

私としては普段よく使う言葉として「簡単」を挙げてしまいそうになるのですが、実際はもっと適当な言葉があったというわけですね。

まとめ

今回は「困難」の対義語について調べてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

私としては「容易」はより幅広いケースに、「簡単」はどちらかというと詳しく表現すべきケースに使用する、というのが少々わかったような気がします。

「容易」を使用すべきケースでも使い慣れた方の「簡単」を使用される方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん日本語として意味は通じるケースがほとんどでしょうが、「言葉はぜひ正しく使用したい」と思っていらっしゃる方は意識されるのも面白いのではないでしょうか?

そうでない方も、「表現に迷ったら『容易』を使う」というのもいいかもしれませんね。
 
*「見限る」の意味や正しい使い方は、こちらの記事で!
 
 

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