忌憚のない意見の意味【目上にOK?】使い方や例文、英語もご紹介!

何かと慌ただしく余裕を持つこともできない方が増えている昨今。

「空気を読む」のは日本人の美徳とされますが、時にはハッキリと意見を述べた方がいいこともあるかもしれません。

そんな時、「忌憚のない意見をお聞かせください」と相手の方に言われた時はどうするか迷いますよね。

ところでこの「忌憚のない意見」、使い方が大変な言葉だと思います。

詳しい意味はなんでしょうか?

目上の方に使用してもいいのでしょうか?

今回はこの「忌憚のない意見」について、意味や目上の方に使用するときの使い方について、また英語の例文も調べていきます。

こういった”日本語らしい”言葉は英語に翻訳するのが難しいかと思います。

例文を見て、ぜひ参考になさってくださいね。

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まずは基本から。「忌憚」とは

「忌憚のない意見」とは人が集まれば使われるケースは増えますが、そもそも「忌憚」とはなんでしょうか?

そこから調べてみたいと思います。

「忌憚」の読み方は「きたん」です。

「忌(いむ)」の字は「避ける」こと、「憚(はばかる)」の字は「遠慮する」ことを表します。

つまり「忌憚」とは何かを「遠慮して避ける」こと

ここから「忌憚のない意見」とは、「何かに遠慮して避けることなく、自分の意思を反映させたはっきりした意見」ととれます。
 
 
*ビジネスマンなら知っておくべき『ご周知ください』の意味や使い方も是非ご確認くださいね!
 

目上に使用してもOK?「忌憚のない意見」は中立の表現

上記の意味もありビジネスシーン、人が集まって話し合うシーンでよく使われる「忌憚のない意見」。

実際目上に使用してもいいのでしょうか?

結論から書くと、「忌憚のない」「忌憚なく」は中立の表現なので目上に使用しても問題はないとのこと。

ただしこのままでは敬語でもないので、「ご忌憚のない」「ご忌憚なく」としたほうが良さそうです。

ただ、敬語で「ご忌憚のない」「ご忌憚なく」は丁寧ですが、習慣的に用いられることはあまりない様子。

「忌憚のない」とはもっと平たく書いてしまえば「遠慮のない」という意味がとても近いので、ストレートに「ご遠慮なさらず」がいいとする話もあるようです。

また、「遠慮のない」がとても近いということは使い方にも気をつけなければいけないということ。

ですから、例えば目上の方に「忌憚なく申し上げます」と単に話すとストレート過ぎて失礼に受け取られる可能性があります。

「ご気分を害されるかもしれませんが…」と申し訳ないですが、という気持ちを前置きしておいた方が良いかもしれません。

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英語での表現はとてもたくさん!「忌憚のない」の英訳

とても日本語らしい「忌憚のない」という表現。

英語ではどのように表現するのでしょうか?

調べてみたところ、たくさんの例文がヒット。

まず「忌憚のない意見を言う」は”say whatever is on one’s mind”となるようです。

“one’s mind”辺りがたしかに「心の中にある遠慮」と感じられますね。

しかし「忌憚のない意見交換」とすると、”frank exchange of views”となるようです。

“frank exchange”、つまり、「ざっくばらんに意見交換する」という感じで確かに「忌憚のない」感じがします。

「忌憚なく話す」となると、”talk straightforward”となるよう。

straightforwardとはまた聞き慣れない単語ですが、「真っ直ぐな」「回りくどくない、正直な」「複雑でない、わかりやすい」という意味があるようです。

これはどちらかというと「忌憚なく」ではなく「率直に」と表現した方が近いかもしれません。

なかなかストレートに「これに限定」という英訳はありませんでした。

臨機応変に、原文にあった英訳を使用する必要がありそうです。
 
 
*ビジネスマンなら知っておくべき『お含みおきください』の意味や使い方も是非ご確認くださいね!
 

まとめ

今回は「忌憚のない意見」という言葉、表現について、意味や英語での表現、目上の方に使用していいのか等について調べてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

私は何となく「目上の方に使用するのは避けた方が良いのでは…」と思っていたのですが、中立の言葉で敬語にすることもできる表現だが、習慣的には使用しないというのは初めて知りました。

また、実際に会議などで「忌憚のない意見を」と使用すると批判が集まってしまい、建設的な議論にならないのではないか…と心配にもなってしまいました。

「前向きないい意見を」「xxベースで意見を」と置きかえてきちんと議論できるケースもあるようです。

シーンに応じて、話が前向きになるような意見を心がけることが大切かもしれませんね。
 

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