にんにく注射【効果・副作用・値段】風邪の時にいいの?臭いはする?
疲れや風邪をひいた時に良いと聞く『にんにく注射』ですが、あなたは具体的な効果についてご存知でしょうか?
また、にんにく注射による副作用はないのか心配になりますよね。
今回は、にんにく注射の効果や副作用、うつ時の値段や臭いなど、気になるポイントについてご紹介していきます!
にんにく注射をうった時の効果は何?副作用はあるの?
にんにく注射は名前に「にんにく」が付いているため、にんにくのエキスを注射すると思っている方もいるでしょう。
しかし、実はにんにく注射はビタミンB1などを含む「総合栄養注射」なのです。
ビタミンB1を構成する成分に含まれる硫化アリルと言うものが、にんにくの臭いを放つため、にんにく注射と呼ばれるようになりました。
にんにくの臭いは、注射後体内に残ることはないため、息が臭くなる心配はありません。
にんにく約50個に含まれるビタミンB1が注射で摂取できます。
即効性が期待できるため、スポーツ選手などが使用することもあります。
また効果は、風邪や慢性的な疲労回復、倦怠感回復などが主となっています。
にんにく注射は水溶性ビタミン配合剤のため、体内に蓄積されることがないため、副作用を心配する必要はありません。
仮に過度に注射を受けた場合も尿として排出されるため心配しなくとも大丈夫でしょう。
にんにく注射をうつ時の値段や効果のある人は?
にんにく注射は、内科や美容外科、美容皮膚科などでうつことが可能です。
内科であれば、にんにく注射も保険適用になることが多いでしょう。
ただし美容外科や美容皮膚科の場合、保険適用外になることもあり、値段が高くなる場合もあります。
注射は1本1500~5500円と値段に幅があります。
所要時間は5分と短いものですが、効果は3日~1週間持続すると言われています。
注射をうつ頻度は、1週間に2~3回が好ましいでしょう。
にんにく注射を行って、特に効果があるであろう人は以下のような方です。
- ・蓄積された疲労があるが、仕事や学校を休めない方
- ・夏バテで倦怠感が酷い方
- ・慢性的な冷え性の方
- ・慢性的に頭痛に悩まされている方
- ・十分な睡眠時間があっても疲れがなかなか取れない方
- ・免疫力低下から風邪をよくひく方
- ・肩こりや腰痛が慢性化している方
- ・神経痛がある方
- ・飲み過ぎなどで肝臓や肝機能が弱っている方
- ・肌荒れが最近気になる方
生活習慣を見直しても状態が良くならない場合や、すぐ良くなりたい方にはおすすめです。
にんにく注射をうつと具体的に身体で何が起こるの?
ビタミンB1を豊富に含むにんにく注射ですが、どのような作用が起こるのでしょうか?
ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える事が出来ます。
炭水化物を分解し、人間が必要なエネルギーに変えてくれるのです。
ビタミンB1が体内から不足してしまうと、炭水化物を摂取しても分解されず、エネルギーに変化しないため元気が出ません。
また、分解されない炭水化物は脂肪に変わり、肥満の原因になるのです。
そしてビタミンB1には神経機能を正常化する作用もあります。
中枢神経や末梢神経の働きは、脳によって調整されています。
脳が働くためにはエネルギーが必要不可欠ですよね。
エネルギーはブドウ糖から作られているのですが、その手助けにビタミンB1が必要となります。
ビタミンB1が不足していると、脳のエネルギーが不足し、脳の働きが鈍くなります。
また神経系の働きも悪くなるため、イライラしたり集中力が低下したり、運動機能までも衰える原因となります。
そして筋肉機能を正常に保つためにもビタミンB1は必要です。
筋肉にたまる疲労物質を除去する作用があります。
ビタミンB1不足は、疲れをとれにくくするだけでなく、体内の筋肉の働きも鈍くしてしまうのです。
まとめ
にんにく注射という名前だけ効くと、にんにくを体内に取り込むのかと躊躇されていた方もいらっしゃるでしょう。
注射の成分がわかれば、うつことに少しは抵抗もなくなりますね。
にんにく注射の効果を最大限活かして元気な身体で毎日を過ごしましょう!
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