アールグレイ【効果効能、飲み方、カフェイン量、カロリーは?】
紅茶は、同じお茶の木からとれる茶葉でも栽培の環境や収穫の時期などで名称や味が変わってくる他、後から香りを添加されるフレーバーティーなど種類に富んでいます。
フレーバーティーの中で有名なのが『アールグレイ』。
セイロンティーなどの(渋み成分の)タンニンが少ない紅茶に柑橘類のベルガモットで香りづけをした紅茶がアールグレイとされます。
ところでこのアールグレイ、いい香りでするする飲んでしまっている方も多いと思いますが、カロリーはどのくらいなのでしょうか?
また、紅茶の成分としては避けられないカフェイン、そのカフェイン量はどのくらいなのでしょうか?
さらにアールグレイの嬉しい効果効能、美味しい飲み方など紅茶がお好きな方には興味は尽きないと思います。
今回はアールグレイについて、効果効能、美味しい飲み方、カロリーやカフェイン量など気になる事項を調べていきます!
いい香りが心にも効く!アールグレイの効果効能
アールグレイを飲んだことのある方にとっては、あの紅茶と柑橘系のいい香りがリラックスにつながった、という方もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず。アールグレイの香りづけに使用されるベルガモット精油にはリラックス作用があり、精油単体でもアロマセラピーに使用されているのです。
さらにホルモンバランスを整えたり、精神を安定させる効果も認められており、女性には大変嬉しい精油なのです。
しかし精油は少量でも大変高価。
特にアロマセラピーは使用する精油のグレード(質)も高く保つ必要があり、本格的に取り入れようとするとなかなか大変なところもあります。
アールグレイならお安いものでも香り高いものがあり、気軽にリラックス効果を取り入れられるお茶と言えそうですね。
そんなに心配する必要なし?アールグレイのカフェイン量
お茶の木から穫れるお茶では避けられないカフェイン。
利尿作用や覚醒作用があり悪いことばかりではないのですが、あまり大量に摂ると眠れなくなるなど心配なこともある成分ですね。
アールグレイ100mlに含有のカフェインは15mg。
これはカフェインを含む飲料に詳しい方にとっては”一般的”な量で、仮にアールグレイを飲まれる方が妊娠されていても1日につきカップ5〜6杯までなら問題ない量とのこと。
「それでもカフェインは何となく怖いからなるべく避けたいな…」という方、どんなお茶でも(紅茶であっても緑茶であっても)水出しにすればカフェイン量は抑えられるようです。
水出し用に茶葉が殺菌されているなど配慮された商品を見つけたら、水出しを試されてはいかがでしょうか?
色々手を加える時は要注意?アールグレイのカロリー
飲料といはいえダイエッターにとっては気になる紅茶のカロリー。
アールグレイはストレートティーなら他の紅茶と変わりはなく、100mlで1kcalと比較的低カロリーです。
しかし温めたミルクにも香りも味も負けないアールグレイ。
ストレートティーで楽しむ方もいらっしゃいますが、お砂糖やミルクを加えたミルクティーとして楽しむ方もいらっしゃるでしょう。
「ストレートティーもいいけど甘いお茶が飲みたいな…」という方、甘味料はGI値(グリセミック・インデックス値)の低いココナッツシュガーやメープルシロップを使ってみてはいかがでしょうか?
低インシュリンダイエットと言って、低GI値の食品を多くとることでインシュリンの分泌をゆるやかにし、糖を脂肪細胞に蓄えさせる働きを抑えることができるのです。
そしてミルクティー好きには欠かせないミルク。
こちらは実は低脂肪乳より無調整の牛乳の方が健康には良い、という研究結果もあるそうです。
まだまだ課題の多い研究だそうですが、低脂肪乳は満足感が無調整の牛乳に比べて薄く、つい飲み過ぎ、入れ過ぎになってしまうんだそう。
また、牛乳の脂肪の中には体内の脂肪を燃焼させる効果が得られるものもあるんだそう。
カロリーを気にするダイエッターにとっては一番いいのはストレートティーですが、「自分好みに美味しく飲んで健康にも効かせたい」という方はお砂糖やミルクにこだわるのもありではないでしょうか?
*ちなみに、アールグレイだけでなく『ダージリンティーの効果効能』についても是非ご確認を!^^
水質やお湯の温度にもこだわろう!アールグレイの美味しい入れ方
紅茶の本場といえばイギリス。
しかし本場のイギリスでも、リーフティーをポットに入れて抽出する方法ではなくティーバッグが主流だそう。
ここではティーバッグを使用したアールグレイの入れ方について記述していきたいと思います。
まずせっかくいれたお茶が早く冷めないよう、ティーカップを湯通しして温めておきます。
カップにお湯を1/4〜1/5くらいまで注ぎ、カップを軽く回してカップ全体を温めます。
そして温まったティーカップに汲みたて、沸騰したての空気を含んだお湯を注ぎ、ティーバッグを静かに入れます。
紅茶の美味しさを引き出すには軟水がいいとされますので、基本的に軟水の日本では水道水を、硬水地域ならばペットボトルのナチュラルウォーターを使用するといいでしょう。
そしてソーサーや小皿、アルミホイルなどですぐカップに蓋をします。
こうして紅茶が冷めてしまうのを防ぎ、中のティーバッグを蒸らします。
蒸らし時間は製品によって異なりますが、大概の場合は製品の箱やタグにかかれているようです。
そしてしっかり蒸らせたらティーバッグを軽く2、3回揺らして取り出します。
取り出すとき、雑味がお茶に出ないようティーバッグを絞ったりしないようにしてください。
こうして出来上がった美味しいアールグレイティー、ぜひストレートティーとしていただいてほしいのですが、お好みにより温かいミルクを加えるのもいい飲み方と言えるでしょう。
コーヒーショップのスターバックスでは、既に紅茶にスチームミルクを加えた商品も出回っているようです。
あなたのお好みで美味しい飲み方を探してみてくださいね。
まとめ
紅茶企業の努力でお安く美味しい商品が出回っているアールグレイ。
今回はそんなアールグレイについて調べてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
私は今回イギリスでもリーフティーをポットに入れるのではなく、ティーバッグを活かしてお茶を入れるケースが多いと知りちょっと意外でした。
美味しいお茶を工夫して飲もうという意識があれば、製品の形状の違いにはこだわらないんでしょうね。
香りが添加され、ますます美味しくいただける賢い紅茶、アールグレイ。
あなたもぜひ活用してみてくださいね!